みなさん、歌を歌ったり音楽を聴いたりすることは好きですか?
お気に入りのミュージシャンの歌をカラオケで歌ったり、クラシックコンサートなどでゆっくり音楽を聴くことは、みなさん好きですよね。
今ではスマートフォンにでも音楽をダウンロードしていつでも音楽を楽しめる時代です。
私たちの身近に存在する音楽ですが、実は音楽には脳を活性化させる効果があることをご存知でしょうか?
今回は歌を歌ったり音楽を聴いたりすることで脳機能をアップさせる方法をご紹介します。
歌や音楽が脳機能をアップさせるしくみ
歌を歌うことは、認知症患者に対するリハビリテーションとして多くの施設で導入されています。
歌を歌うために歌詞を思い出そうとしたり、リズムを取ろうとすると、脳が活発に動くので、脳機能がアップするのです。
高齢の認知症患者が子どものころに歌った動揺やわらべ歌を思い出そうとするとき、その歌を歌っていたころの懐かしい記憶や感情も一緒に思い出されますよね。
そうやって昔のことを思い出すことも、「回想法」という脳機能を回復させるリハビリテーションの一環です。
また、カラオケではモニター画面に歌詞が出るので思い出す必要はありませんが、歌詞の文字を読むことも、脳が刺激されて活性化するのです。
大好きな音楽を聴いているときは、誰でも楽しいですよね。
人が楽しい気持ちになって興奮すると、脳からドーパミンという物質が分泌され、脳が活性します。
特にテンポが速い音楽を聴くとより脳が活性化するので、ぜひ試してみてください。
どんな歌を歌ったり音楽を聴くと脳機能がアップするの?
では、どんな歌を歌ったり、音楽を聴いたりしたら脳機能がアップするのでしょうか?
先にお伝えした「回想法」では、昔の思い出を回想させるような音楽がより効果的なようです。
自分が子どものころに好きだったアニメのテーマソングや、学生の頃に思い出のある歌など、その当時の記憶が共に思い出せるような歌を歌うといいでしょう。
また、音楽については、脳を活性化させる音楽の流れる動画がいくつかありますので、ぜひ検索して聞いてみてください。
脳を活性化させると集中力や記憶力もアップしますので、勉強中やエクササイズのときに聞くとより効果がアップするでしょう。
勉強やエクササイズに関わらず、例えば部屋を掃除しているとき、本を読んで着るときにも音楽を聴くと脳が活性化し、掃除がはかどったり、本の内容を理解しやすくなります。
集中力が続かなくて困っている、記憶力が散漫になるなどのお悩みがある方は、ぜひ歌を歌ったり音楽を聴いたりしてみてください。
きっと効果を得られるはずですよ!