【心理学-プラシーボ効果】偽物の薬でも、「病気が治った!」と思うだけで本当に治る

日本では「病は気から」というよく使われることわざがありますね。

自分でもなんとなく使ってしまう言葉ですが、実はこれを証明する実験がたくさん行われています。

その実験を心理学の分野では、プラシーボ効果と言います。

今回のお話を読んで、病は気からって本当だったんだと納得してしまうはずです。

 

プラシーボ効果とは

何の薬効成分を含まない偽物の薬を、本物の薬だと嘘をついて患者さんに投与した場合、患者さんの症状が実際に良くなっていったという実験結果があります。

〇〇が痛いと泣く小さな子どもに、普通の飴なのに、良くなるお薬だよと言って食べさせたら、あら不思議。

本当に治っちゃったというかわいいエピソードもよく耳にします。

 

このように、偽物の薬でも「治った、良くなった」と思い込むことで、本当に状態がよくなることを心理学でプラシーボ効果といいます。

 

様々な分野で検証された実験

 

1、手術で実験傷を実際は手術はしていないのに、手術したと告げた。

医療検査の結果、その後の体調は良好になったという。

 

2、動物実験

人間だけではなく、動物にもプラシーボ効果が出るのかを実験した。

室温や環境を変え、冬だと思い込ませると、ハムスターは冬眠状態に入ったという結果が出た。

 

3、精神疾患を持つ患者で実験

うつ病患者には薬が処方されることが一般的ですが、偽物の薬を渡しても、実際の薬と同じ効果が見られた。

 

4、ノンアルコールで実験

実際にはアルコール成分が入っていないのに、アルコールが入っていると思って飲ませた。

周りの環境にも関係するが、酔ったように錯覚した。

また、判断力が鈍くなり、IQも低くなっていたことも分かった。

 

今後の実験や証明に期待

これらの実験結果を含め、プラシーボ効果というのは、科学的、心理的に考えても不思議な現象だと言われています。

どこまでがプラシーボ効果なのか、判断するラインが見つけにくいのも特徴です。

 

たとえば、薬などは日本でも厳しく検査され認定が必要なため、完全な安心感があります。

ですが、人間はある程度の病気は自然治癒できる生き物です。

きっと治るだろうという思い込みや信頼、それらの自然治癒力を高めている可能性もあるのです。

 

思い込みだけで、良くなる効果が出るならまだしも、薬を投与する時点で、これは実はなんの薬効成分も入ってませんよと公表して、偽物の薬を投与しても効果が出るという驚きの結果もあるほどです。

 

ちなみに、製薬会社はこれらの効果を見て見ぬふりをしているようです。

これらが本当にはっきりと証明されてしまうと、薬の売上も大幅に下がってしまうことが目に見えている為です。

 

「病は気から」というのは、まんざら嘘でもないというのがご理解いただけたでしょうか。

本物の薬を飲む前に、これを飲めば治る!と思い込み飴玉を食べたら、もしかしたら病気も治っちゃうかもしれませんね。

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