【心理学-返報性の原理】あなたが相手を好きになると、相手もあなたを好きになる

もしも人から何かしてもらった時、なんらかの形でお礼をしなくちゃと思ったり、お返しをしなくちゃと思いますよね。

なんとなく日本人特有の義理と人情のような気がもしますが、実はコレ、返報性の原理が働いているからなのです。

 

今回はその心理についてお話していきます。

 

返報性の原理とは?

人から何かをしてもらったら、「お返ししなくては申し訳ない」と思うことは誰しも経験があるはずです。

 

たとえば、彼は外出先でサイフを無くしてしまいました。

サイフの中には、お金はもちろんのこと、銀行から引き下だすための口座カードも同時に紛失してしまいました。

そんなとき助けてくれたのが彼の友人です。

しばらくの間、金銭的な援助をしてくれました。

この友人の助けが無ければ、彼は何も買うことが出来ず、もしかしたら、何も食べることができない生活だったかもしれません。

当然、彼は友人に心から感謝しました。

 

しばらくして生活が元に戻った彼は、友人に借りていた分のお金を返し、お礼として夕食をごちそうしたのでした。

 

このように、「何かをしてもらったので、お返しをする」状況はあらゆる場所で起こっています。

このことを心理学で「返報性の原理」と言います。

 

返報性の原理は4種類存在する

一般的に「好意」がメインで広まっている返報性の原理ですが、実は4種類存在します。

 

1、好意

自分が好意を見せたら、相手のほうも好意を示してくれることです。

 

2、敵意

自分が敵意を見せたら相手も自分に敵意を抱きます。

 

3、譲歩

自分が相手に譲れば、相手も自分に譲ってくれるものです。

 

4、自己開示

自己開示とは、自分のことを相手に知ってもらうために、自分自身を見せることです。

たとえば、私はこんな考え方を持っているとか、自分についての何かを開示するのです。

この自己開示をすると、相手も同じくらい自己開示をしてくれます。

 

相手の態度は自分の態度の鏡と言われています。

「好意」「敵意」「譲渡」「自己開示」の4つの項目を完全に理解し、実践できていれば人間関係で悩むことが無くなるかもしれませんね。

 

ビジネスや恋愛でも活用されている

きっと、気が付かないうちにこの心理が働き、今考えれば、あれもそうだったかなと、思いつく人もいるはずです。

 

たとえば、スーパーの試食コーナー

食べてしまうと、絶賛するほどのおいしさではなかったのに、なんとなく買わないと申し訳なく思って、ついついカゴに入れてしまう。

これも、返報性の原理です。

 

また、特に恋愛感情がない相手に、積極的に思いを伝えられたり、良くしてもらったりすると、なんだか申し訳なくなって一度だけデートに行ってあげたりしてしまうのも、同じ心理です。

このように、この返報性の原理とは、色々な場面で見られることがあります。

逆を言えば、この返報性の原理を上手に利用すれば、物事がすんなりと進む可能性もあると言うことです。

 

実際にすでにビジネスなどには広く活用されている心理現象です。

少しだけズルい気もしてしまうかもしれませんが、これがきっかけになり、物事が良い方向へと進んでいく可能性は大いにあります。

 

何事も結果を出すにはまず、自分自身が先に何かをしてあげることが何より大切なのです。

Share Button

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です