【心理学-フットインザドア】簡単な要求を受け入れると、次の難しい要求も受け入れてしまう

訪問などの営業が必要な職種や、お店で何かを売る業種の人たちには馴染みのあるフットインザドアというテクニックについてお話します。

このテクニックは、仕事面ではもちろん、恋愛や私生活でも有効で、誰にでもできるものなので、ぜひ覚えておいてくださいね。

 

 

フットインザドアとは?

もしあなたが上司に「悪いけど、今日30分だけ残業してもらえる?」と言われたら、おそらくよほどの事情がない限りは、嫌だなぁと思いながらも「わかりました」と答えるでしょう。

その後、「悪いね、残業30分じゃ終わりそうもないんだ。1時間がんばってもらえるかな?」

このようにさらに要求されても、きっと「わかりました」と答えてしまうでしょう。

 

最初は小さな要求を承諾させ、次に大きな要求をすることで、さらに承諾させることを「フットインザドア」と言います。

 

 

損をするのは自分かも?

 

一度承諾してしまうと、それ以降の要求に対し、イエスと答えてしまう、誰もが持っている心理が働きます。

その心理を利用したテクニックなので、何よりも最初が重要なところです。

最初の小さな要求を承諾しなければ、その後承諾する確率は低くなっていくのです。

つまり、このテクニックを使う人も、使われる人も最初が肝心なのです。

使う人は必ずイエスの返事が返ってくる要求をすること。

 

 

フットインザドアの例

-「試着だけでもしてみませんか?」

-「今無料で行っているサービスなので、ぜひどうぞ」

-「10,000円だけ貸してもらえない?」

-「1時間だけ飲みに行こうよ」

-「お話だけでも聞いてもらえませんか?」

-「帰りに牛乳だけ買ってきてくれる?」

 

最初にこれらの要求をして、相手がイエスと答えた場合、次に来る要求を考えてみましょう。

 

「試着だけでもしてみませんか?」→「試着が購入に」

「今無料で行っているサービスなので、ぜひどうぞ」→「無料サービスが結果的にお金を使うことに」

「10,000円だけ貸してもらえない?」→「10,000円が50,000円貸すことに」

「1時間だけ飲みに行こうよ」→「1時間だけの飲みが5時間続くことに」

「お話だけでも聞いてもらえませんか?」→「話を聞くだけのはずが購入に」

「帰りに牛乳だけ買ってきてくれる?」→「牛乳だけのはずが重たいお米まで持って帰るはめに」

 

おそらくこのような結果になるでしょう。

主にセールスの場面で使われえることが多いので、カモにされないように気を付けましょう。

もし、話かけられても「はい」とは答えず、受け入れない姿勢でいることが大切です。

 

・・・とはいっても、全部が全部悪いとは限らないので、自分に必要な情報だと判断すれば、相手の要求を受け入れた方がいいかもしれませんね。

 

まとめ

確かに、一度聞いてもらえると頼みやすくなるのも事実ですし、一度承諾すると次も断りずらくなってしまいますよね。

その両方を上手に使ったテクニックがこのフットインザドアなのです。

ビジネスシーンや、人に頼み事をするとき、日常生活でもこのテクニックは十分に活用できるもので、その効果も証明されています。

しかし、このテクニックを知っておくことで、うっかり引っかかってしまうことも防いでいただきたいと思います。

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